自覚症状 | 50歳代であるが手足のしびれが続き、歩行時、短時間で足の疲れが生じ、長距離は歩けない。 |
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診断 | 下の画像 超音波エコーによる大腿動脈の検査では 血管壁に粥状動脈硬化(プラーク)を認めたため、脈波によるABIは正常であったが造影MDCTで腹部、骨盤、下肢血管の検査を行った。大腿動脈には矢印で示すごとく、血管の狭窄を認め、血管全体に硬化(血管壁が虫食い状に白くなっている部分: 石灰化という)を多数認める。MDCTによる血管壁の仮想内視鏡では 硬化病変部は白く明瞭に観察できる。 |
治療 | 基本は糖尿病のより厳格なコントロール、高血圧、高コレステロール(脂質異常症)の治療、正常化。 進行すれば血流改善剤、抗血栓予防薬などの服用 |