関岡クリニックホームへ 関岡クリニックホームへ ホーム
関岡クリニック
診療時間 救急 交通地図 診療対象 設備 各種健診 予防注射 在宅診療 禁煙指導 循環器検査
 
     
 
 
 
 
 
 
糖尿病血管病変 MDCT画像

糖尿病による動脈硬化



自覚症状 50歳代であるが手足のしびれが続き、歩行時、短時間で足の疲れが生じ、長距離は歩けない。
診断

下の画像 超音波エコーによる大腿動脈の検査では 血管壁に粥状動脈硬化(プラーク)を認めたため、脈波によるABIは正常であったが造影MDCTで腹部、骨盤、下肢血管の検査を行った。大腿動脈には矢印で示すごとく、血管の狭窄を認め、血管全体に硬化(血管壁が虫食い状に白くなっている部分: 石灰化という)を多数認める。MDCTによる血管壁の仮想内視鏡では 硬化病変部は白く明瞭に観察できる。

治療 基本は糖尿病のより厳格なコントロール、高血圧、高コレステロール(脂質異常症)の治療、正常化。
進行すれば血流改善剤、抗血栓予防薬などの服用