関岡クリニックホームへ 関岡クリニックホームへ ホーム
関岡クリニック
診療時間 救急 交通地図 診療対象 設備 各種健診 予防注射 在宅診療 禁煙指導 循環器検査
 
     
 
 
 
 
 
 
 
不整脈の検査

不整脈

 

 

自覚症状 症状は不整脈のタイプで異なります。頻脈発作(脈が早い)では 動悸、”胸が重苦しい”、心室性の短い不整脈では一瞬”胸がつまる”などと言われます。心拍が止まる場合(3秒以上)では めまい、失神(意識消失)など。
診断 上記のような症状がある場合は添付写真の携帯型で24時間以上、心電図記録できるホルター心電計を使います。即ち、不整脈は1日のうちでも 運動、ストレス、睡眠状態や自律神経系に作用する内分泌の影響でも変わるからです。さらに 運動の危険度などを知るため 運動負荷下に心電図をとることもあります。また、薬剤の治療効果を知るため服薬下に再検査を行います。 不整脈の機序や重症度を知るため 電極付きカテーテルを心臓内に挿入して電気生理学的検査を行うこともあります。また不整脈の基礎病変を知るため心臓の超音波エコーや心筋虚血の有無(冠動脈の血流)検査などを行います。
治療 薬剤治療、カテーテルによる不整脈起源部位の焼却、ペースメーカの植え込み、除細動器の植え込みなど。不整脈のタイプによって治療方針は選択されます。上段の例はめまい感を訴えられ、検査を行いました。黄色波線で囲む部分は心房から心室への伝導障害(房室ブロック)が2回に1回ありそれが赤波線で示す5秒以上の完全房室ブロック(心停止)に到っています。ペースメーカーの植え込み治療が行われました。下段の例は心房細動(青の波線)から5秒以上の心停止(赤波線)になっています。