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後縦靭帯・前縦靭帯骨化症

後縦靭帯・前縦靭帯骨化症

 

 

自覚症状 後縦靭帯の骨化症では 脊椎管が狭くなり、神経が圧迫されることによる症状が出現します。軽症では肩こり、首の痛み、、手足のしびれなど。運動障害では 箸が使いにくい、ボタンがはめにくい、字が書きにくい、足が突っ張って歩きにくい、つまずききやすい、尿が出にくい、漏れるなど。糖尿病ではたんぱく質の変性が起こりやすく 骨化が出現しやすい。 前縦靭帯骨化症では ものが飲み込みにくい、声が嗄れる、背中の張り感など。
診断

CT、MDCT、MRIで検査。MDCTは任意断面の画像で3次元的に観察できるので CTより正確な診断が可能。下図左は頚椎の側面方向の断面画像。症例1(左画像)は後縦靭帯の石灰化(骨のように硬くなる)を認め、脊椎内腔の神経が通る空間は狭くなっている。症例2 (右画像)は 後縦靭帯の骨化に加え前縦靭帯の骨化も認めた糖尿病の症例です。

治療

頚椎の安静(カラーの装着など)。薬剤では 消炎鎮痛剤、筋弛緩薬、ビタミンB12など。、温熱療法などの理学療法。症状が強く生活に支障のある場合は 手術。