自覚症状 | 皮膚の色は暗赤色を呈し、冷たく、痛む。進むと壊死、潰瘍形成 |
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診断 | 視診、皮膚温で診断されますが、血管閉塞・狭窄部位の検査には 超音波ドプラーによる血流測定、血管造影が行われます、最近では造影MDCT、またはMRIで血管の検査をします。添付画像は右足親指が暗赤色を呈し、先端は黒色で壊死になりつつあり、痛みがあります。血管閉塞を疑い、造影MDCT検査を施行した画像を右に示します。 右膝関節背側部、破線楕円内に動脈の閉塞を認めます。その末梢側(足側)の血管は枯れ枝状で十分な血流は見られません。 |
治療 | 血管狭窄、閉塞部位と程度により治療方針は選択されます。カテーテルにより血管拡張、再開通が可能なら侵襲は少ない。カテーテル治療が不可能な部位ではバイパス術。いずれも困難な場合、血管拡張剤や抗血栓薬の服用 |