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関岡クリニック
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肺炎

肺 炎

 

自覚症状 咳、熱など。必ずしも両方を伴うとは限らない。
診断

肺の聴診で多くは疑いを持ち、胸部X線撮影。さらに、CTで正確な病巣の広がり、肺炎の性状・原因、原因菌、ウイルスなどの推定を行う。時に聴診では見逃す小病巣もあり、血液検査で炎症所見、白血球数など異常の場合は 胸部撮影を行う場合もある。 肺炎が判明すれば、原因菌の検査に喀痰細菌検査を行う。挿入画像は外来治療の1例。MDCTは3次元画像なので病巣範囲の正確な評価が容易にできる。

治療

抗生剤の投与(点滴、内服)。去痰剤、水分補給(輸液)など。当院では特別に痰が多い、全身的に衰弱した高齢者でない例、動脈血酸素飽和度が90%以上維持できる例(現在は在宅酸素も容易に使用可能)は外来で数日間、1日1回または朝夕2回の抗生剤点滴と観察で治療している。実際には肺炎受診者の8割以上が外来治療された。この背景には必要ならMDCTなどで病巣の広がりを逐次評価できるので外来治療が安心してできる、夜間の呼吸状も酸素飽和度計で容易にチエックできるなど医療技術の進歩がある。肺炎の多くは2-3日で熱が下がり、自覚症状も改善するので、度々、CT撮影を行うことはまずない。