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下肢静脈瘤 MDCT画像

下肢静脈瘤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自覚症状 視覚的に気づく以外に 自覚症状は殆どありません。軽度の張った感じ、痒みなど。炎症を起こすと痛み、腫れ、熱感を生じます。
診断

下肢静脈瘤は皮膚表面に出ているので目で見てわかります。静脈瘤はMDCT検査では造影剤使用を必要とせず、撮影して3次元画像をコンピュータで処理するだけで添付のような明瞭な画像が得られます。画像化で静脈瘤の範囲、程度が明確に示されます。またこの画像から静脈弁の異常部位、原因部位が推定できます。

下段の例は両側の下肢に静脈瘤を認め、同時に撮影された腹部骨盤のMDCT画像では大きな子宮筋腫を認めました。この子宮筋腫による下大静脈の圧排が下肢静脈血の心臟への帰還を妨げ、下肢静脈血が停滞し両側の下肢静脈瘤を生じたと推測されます。

治療 下肢静脈瘤は皮膚潰瘍や炎症を繰り返す稀な例を除いて放置可能です。多くの場合、美容的な目的で手術(除去)されます。